借金完済のために、何ができるか考えてみたことはありますか??

任意整理とは

任意整理と聞いてすぐに何のことか分かる人は、多くないと思います。
経済や法律に詳しい人か、借金に悩んでいる人のどちらかだけです。
クレジット・サラ金地獄という言葉もあるほど、債務超過に悩む人は多かったものです。
バブル崩壊後は特に、やむにやまれない事情で借金問題を抱えてしまった人が多く、さらにサラ金の高圧的な取立てが社会問題となり、それによる自殺者も後を絶たなかったので、そんな人を救済するための法律や制度が徐々に作られてきました。
任意整理はそんな社会の流れの中で生まれました。
借金が返せなくなってしまって、法的に整理することを「債務整理」と言いますが、「任意整理」はその中のひとつです。
ちなみに、任意整理以外にも債務整理の方法はいくつかあります。一番よく知られている方法は自己破産、そして個人民事再生です。
それと、これはあまり知られていませんが特定調停もあります。
これらの詳しい中身については別の項を参照してください。
さて、方法は数多くあれど、これらの目的はひとつです。
借金で首が回らなくなってしまった人を救済し、確実に返済できる金額をちゃんと回収することで貸し手側にも損害を最小限に食い止めることにあります。
任意整理とは、債務を「任意」に「整理」するという意味なので、裁判所などの公的機関を通すことなく、貸し手と借り手の交渉によって解決を図る方法です。

例えば、ある人が複数の会社からお金を借りているとします。
年収が300万円なのに、4社に100万円ずつ借金があるとしたら、年収を借金総額が上回っているので明らかに債務超過です。

しかも消費者金融なら20%近くの金利がかかりますので、400万円の借金に対して年間80万円の金利がかかってしまいます。
このような状態が続いていては、借金返済どころか、逆に借金は増えてしまいます。
このような場合、返済のメドが立たないので、金利をストップして借金をそれぞれ半額してもらえたとしたら、どうでしょう。
借金総額は200万円になり、金利がないので毎月確実に借金は減ります。
このような交渉を貸し手と行い、債務を整理するのが任意整理です。
こうなれば借り手は希望が持てますし、貸し手としても自殺されたり破産されたりして1銭も回収できないよりはマシということで、うまく交渉すれば実現できますす。