自分史作成講座

自分史の材料を集めよう

まず、原稿のもととなる材料を集める必要があります。
具体的にどのような材料を集めればよいのでしょうか。

◆身の回りを探してみよう
自分の人生にかかわるものであれば、あらゆるものが自分史の材料になります。
日記、旅行の写真、健康診断の記録、給与明細、学校の成績表、子供のときに宿題で描いた絵、手紙、趣味で集めた記念切手など、身の回りをちょっと探してみれば次々と自分史の材料がでてくるはずです。
自分史のおもな材料を右ページに挙げておきましたので、これらを手がかりに集めてみてください。

◆集めたものはノートに記録
集めた材料は、書斎や空いている部屋の片隅などに整理スペースを設けてひとまとまりにしておくとよいでしょう。
たとえば、写真なら専用のアルバムに、手紙なら書類ホルダーに収めて、カラーボックスなどに整理して並べておけば、必要なときにすぐ取り出すことができます。
また、集めた材料の要素をノートに記録しておきましょう。
「小学校6年のときの通知票」「家族で行った温泉旅行の写真」などという簡単な形で構いません。
こうしておけば、どんな材料を集めたのか一目で把握できます。
長年書き続けてきた日記など、自分史つくりの骨子となる重要な材料については、赤色で記すなど強調しておきましょう。