自分史作成講座

自分史の材料に親戚などに思い出話を聞く

自分史の材料集めには、昔からの友人・知人や親戚などに会って思い出話を聞くという方法もあります。
たとえば、子供の頃、一緒にいたずらをした悪友たちや、両親の実家に遊びに行ったときよく面倒をみてくれた年上のいとこたちに、あなたにまつわるエピソードを語ってもらうのです。
そうした話のなかから、これまでは意識してこなかった意外な自分の別の一面が浮かびあがってくることもあるでしょう。
それを原稿に反映させれば、自分史の内容にぐっと奥行きや広がりが増してくるはずです。
話を聞くときには、メモだけでなく携帯用のテープレコーダーも用意しておきましょう。
メモ書きだけだと、どうしても聞き取りが不正確になることがありますし、せっかく得られた貴重な話を書き漏らしてしまうかもしれません。
またしっかりと録音しておけば、後でテープを聴き直す作業を通じて、改めて過去のいろいろな記憶が思い出される効果も期待できます。
最近では、ICレコーダーのようにテープではなく内蔵のメモリに録音できる機器もあります。
これなら、テープを用意したり交換したりする手間もかからず、より気楽に録音することができます。
機種によっては10時間を越える録音も可能ですので、聞き取りをする場合には、購入を検討してみるとよいでしょう。